ダンコたる決意で英語を勉強してます

今まで避けまくっていた英語ですが、2ヶ月ほど前から本腰入れてやってます。

http://gazoreply.jp/postimages/pc_9ece3632490a3b9c4293a258f12ea9f7.jpg

背景

学生時代はわりかし優等生だったはずなので、英語の成績もそこまで悪いものではなかったんですよね。ただ、当時からリスニング系はまったくダメでした。まあテストという意味では筆記でちゃんと点数取れてたので、リスニング系もがんばろうとは思ってませんでした。

で、そんなこんなで卒業して働き出して。普段は英語ができなくてもそこまで影響なかったのですが、やっぱり何度かつらいことも。

  • 海外旅行に行っても、まったくコミュニケーションができなかった
  • Jenkins関係で本家のIRCに一度入って交渉したけど、全然伝えられなった

とか。まあそのときは生きてるのがツライ・・・とか思ったりもしましたが、そこで何らかのアクションを起こすわけでもなく。日常的に影響するわけではなかったので、なかなか行動に移せなかったのです。

そんなこんなで過ごしてましたが、最近はちょっと風向きが変わってきました。うちのスタッフ紹介ページにもありますが、段々と海外スタッフも増えてきました。それに伴って、海外の人と英語でやり取りすることもちょくちょく出てきたのです。何度か会話してみたのですが、やっぱり聞き取れない、それ以上に話せない。これはヤバイ!と思って、何とかしたいなーと思ったのが動機です。

英語学習の道筋 ~ 英語上達完全マップ ~

ただ、当時は何とかしたいけど何をしたらいいか分からないという状況でした。洋画とか英語のポッドキャストをただ聞き流すだけで、できるようになるとは思えなかったし。

そんなとき、同僚の@がやってた ↓ の本を教えてもらいました。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

よさそうだったので、この本をまず調べてみたのですが、その著者の方から「英語上達完全マップ」という学習法に行き着きました。はてぶ数も2000オーバーだし、多分有名なサイトだったのでしょうけど、この学習法の説明を見た時すごくしっくりきました。性格的にも、地道な努力が必要そうなこのやり方は合ってそうな気がしてました。

まあ学習法の説明は、僕がここで話すよりサイトの方を見たほうが詳しいので、この辺で。

目標

きりよく3年ぐらいを目処にしています。3年という数字に、あまり明確な根拠はありません。まあ、そう時間をかけるものでもないけど、これ以上短くする(=学習時間を捻出する)のは実質難しそうだというのは感じています。レベルは英語上達完全マップの分類をもとに。

  • 前半(~1年半):レベル3「コミュニケーションの用に足る英語力の入り口」
  • 後半(1年半~):レベル4「英会話がかなりでき、英語のできる人で通る」~レベル5「英語で仕事、生活の会話全て流暢にこなせる」

ただ、後半はどこまでやってもきりがないところもあると思うし、投資対効果とか含めてもうちょい軌道修正するかも。

今やってること

教材

まずは、英語上達完全マップの「瞬間英作文」「音読パッケージ」をやっています。先の本と合わせて、こちらも。

みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)

みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング(CD BOOK)

この2つの本を、朝1時間ほど早めに出社してから、始業まで事務所で声出してやってます。家だとどうしても気を使ってしまうので、誰もいない事務所でやるとすっきりしていい感じです。声出してる最中に人が入ってくるとちょっと恥ずかしいですが。。

英会話レッスン

合わせて、以前習っていた先生に再度お願いして、英会話レッスンを週一で1時間やってます。ここでは、ざっくばらんに話す練習と、業務中にBTS上で行った英語のやり取りを、文法的な観点から添削してもらってます。

会話については、今のレベルだとちょっと早い気がしてるのは正直なところです。だいぶゆっくり話してもらってますが、一回で聞き取れずに聞き直すこともよくありますし、こちらから話すことも単語以上の文はなかなか組み立てることができてないので。

添削については、冠詞とかの問題はちょこちょこありますが、がっつり修正されることはだいぶ減ってきました、多分。まあ、文法的なものはもともとそこまで苦ではなかったので、という感じですかね。

学習時間

学習記録は、Studyplus(スタディプラス) - 勉強が楽しく続くSNS でつけています。10, 11月はそれぞれ25時間ぐらいでした。もうちょいやった気がしてたけど、ちゃんと記録つけるとこんなものだったのかと。

よく、「1日15分でも30分でも続けていけば効果あるよ」みたいなことを言われていますが、それはまったくやらない or 時々真剣にやるよりはコツコツと続けた方がいいと言ってるだけで、30分で十分なわけではありません。実際、1日30分毎日続けても1ヶ月で15時間にしかならないんですよね。前後半で1000時間ぐらいを目標に考えてるけど、それを達成するには1ヶ月50時間やって、20ヶ月で1000時間、これぐらいかなと考えてます。

というわけで、もうちょいペースあげて、あと2倍くらいはやらないといけないかなー。

その他

StudyPlusの学習時間にはカウントしてないですが、逆転裁判の英語版を趣味も兼ねてやってます。音読パッケージもそうですが、口にすることが大事だと思うので、毎セリフちゃんと発音してやってます。分からない単語は辞書引きながらやるし、あまり進まないんですよね。

Phoenix Wright: Ace Attorney (輸入版)

Phoenix Wright: Ace Attorney (輸入版)

あとは、少しでも英語を使う機会を増やそうと、無謀にもiJAWS 1st Meetup @HUB Tokyo - iJAWS - international Japan AWS user group | Doorkeeperで英語プレゼンをしてきました。発表資料はこんな感じ。発表中にSkypeが2度なって失笑をかったのはご愛嬌・・・。


というわけで、宣言しておいた方が逃げ場がなくなるかなと思って、超久しぶりにブログ書きました。久しぶり過ぎて、はてな記法とかすっかり忘れてるくらい。。。

それでは、2013年もよろしくお願いします。

パソナテックさんのイベントで、Backlog/Cacooを題材に登壇します!

告知のみですいません!今週木曜日 5/16 の 19:00 から、パソナテックさんのイベントで登壇してくるよ。もうちょっとだけ席空いてるので、暇な人は↓から登録した上で顔出してみてね。

f:id:ikikko:20130512233713j:plain

Geb + Jenkins(Geb実行時のキャプチャをJenkinsのテストケースに紐付ける)

TwitterとかFacebookSNS疲れが著しいikikkoです。こんばんは。

最近久しぶりにGroovyを触ったので、生存確認の意味も込めてブログ書いておきます。


概要

Seleniumテストとかだと、実行時の画面のキャプチャを取っておきたいこともありますよね。で、せっかくキャプチャをとったはいいものの、そのキャプチャがどのテストに付随するものかがぱっと見分からないと、無駄な時間を過ごしてしまいます。

Jenkins上でテストを実行する前提として、Jenkinsのテストケースを表示する画面にそのテストケースで出力されたキャプチャが一緒に表示されると便利そうですよね。ということで、そんな設定をした画面を↓にお見せします。この画面を出すことが、今回のブログエントリの目標。

https://cacoo.com/diagrams/53iLDWTrizxRSpH2-54C59.png

Jenkinsでテストケースとファイルの紐付

Junit Attachements Pluginを使えば、テストケースに任意のファイルを紐付けることができます。

紐付方法は2通りあります。

  • テスト結果ファイル名に合わせてディレクトリを作成し、その中に紐付けるファイルを置く
    • テスト結果ファイル名:".../target/surefire-reports/TEST-foo.bar.MyTest.xml"
    • ファイルディレクトリ:".../target/surefire-reports/foo.bar.MyTest/"
  • 標準出力/エラー出力に、ファイルのパスを出力する
    • "[[ATTACHMENT|/absolute/path/to/some/file]]"という形式で出力

まあどっちでもいいんですが、後者の方が若干楽なのかな。

Gebでキャプチャ出力

Selenium(WebDriver)のGroovyラッパーにGebというものがあります。で、GebのSeleniumGebReportingSpecを使えば、各テストが終了するときにキャプチャを自動で出力することができます。今回は、これを使ってみました。

GebやGebReportingSpecの詳細については、Slideshareの資料とか、適当にぐぐるとかしてみてください。

Geb + Jenkins

ということで、Gebテスト実行時にキャプチャファイルのパスを出力するようにします。

ScreenshotAndPageSourceReporterがキャプチャ出力用のクラスで、この中のgetFileメソッドで出力用のキャプチャファイルを用意しているので、このメソッドをフックしてファイルパスを出力するようにします。GebConfig.groovyらへんに仕込んでおけばいいでしょう。この設定を仕込んだGebテストをJenkins上で実行すれば、冒頭であげたスクリーンショットのようにテストケースとキャプチャを同じ画面に表示できます。

reporter = new ScreenshotAndPageSourceReporter() {
	@Override
	protected getFile(File dir, String name, String extension) {
		def file = super.getFile(dir, name, extension)
		println "[[ATTACHMENT|${file.absolutePath}]]"

		file
	}
}

ちなみに、GebConfig.groovyとは↓のようなもの。

Geb の共通設定を書いておくファイルの位置づけでしょうか。デフォルトパッケージに配置するということなので、src/test/resources の直下に GebConfig.groovy を実装します。

http://hideoku.hatenablog.jp/entry/20121029/1357389342


以上、2013年最初のブログでした。それではみなさん良いお年を!

WEB+DBに記事を書きました、と執筆環境の話

毎日のお弁当ブログをはじめ、愛妻家として巷で評判のikikkoです。こんばんは。

すでにTwitterやら会社ブログで報告していますが、今月号のWEB+DB PRESSに「Backlog/Cacoo開発ノウハウ大公開 ~世界で通用するWebサービスの育て方~」というタイトルで記事を書かせてもらいました。文句を言いながらも、執筆中の食器洗いをほとんどやってもらった妻に、この場でお礼を言います。その他、社内の人を始めレビューをしていただいた皆様、中間締切遅れて迷惑をおかけしながら編集をしていただいた技評の@さん、本当にありがとうございました。

http://image.gihyo.co.jp/assets/images/cover/2013/9784774153957.jpg

内容紹介的なものは↓の記事に任せておいて、ここでは執筆の裏側を紹介したいと思います。


以前もSoftware Designに記事を書かせていただいたのですが、今回はそのときより裏側の執筆環境をちょっとだけ整備しました。せっかくなので、簡単に紹介します。

使ったもの

執筆の流れ

https://cacoo.com/diagrams/NjQHX3qLhYipa7U3-ABB04.png

  1. ローカルPCでmarkdownファイルに文書を書いて、BacklogのGitリポジトリにpush
  2. Jenkinsがpushを検知して、リポジトリをclone
  3. コマンドを実行して、markdownファイルからいくつか成果物を生成
    • HTMLファイル:markdownファイルをHTMLに整形したファイル
    • inaoファイル:markdown2inao.plを実行して変換したファイル(このファイルをもとに、inaoさんにPDFにしてもらいます)
    • 文字数レポート:markdownファイルの文字数をグラフ化したレポート
  4. HTMLとinaoファイルをBacklogの共有ファイル上に転送(Jenkinsは外から見えないところにあったので、編集者など関連する人が見ることができるBacklogに移動)

文字数レポートは、こんな感じです。ビルド時にwcした結果を、JenkinsのPlot Pluginを使ってグラフ化しています。

https://cacoo.com/diagrams/NjQHX3qLhYipa7U3-8ED8A.png

感想

半分自己満足が強くて、正直なくてもまあ回っただろうなという感じw

HTMLファイルについては、自分が確認するときはEmacsmarkdown modeを使ってHTML化していたし、他の人にレビューしてもらうときはinaoさんにPDFに整形したものベースでやってたし。

inaoファイルも、常に最新のinaoファイルができているというのはありなのですが、執筆途中でも常にPDFを作るというわけではなく、結局締切後などの一段落したタイミングでしか使ってなかったので。

文字数レポートは、もうちょっとうまくできたかなーという感じ。あまり考えずに、pushと連動してレポートを作っていたのですが、push駆動ではなく定期的に1日1回などで生成した方がよりよかったかなと思いました。それでも、自分が書いていった量に応じてグラフが伸びていくのが見えるというのは、いいモチベーションになったことは確かですが。


Jenkins勉強会のレポートなどはちょくちょく書かせてもらっていたのですが、今回のような30ページ特集レベルの紙面の記事は2回目。今回は以前より締切がタイトだったので、各方面にちょいちょいご迷惑をおかけしました><

でも、すごく勉強になりました。自社のやり方を自分の中で整理できたこともそうですし、それをちゃんとした文書に起ここす作業をやり切ったのもそう。

また機会があったら、やってみたいですね。ただ、Jenkins User Conferenceと今回の記事執筆でアウトプット的なところはがっつり出したので、しばらくは次なるアウトプットに備えてインプットを蓄える時期かな。

Jenkins Backlog Pluginリリース!& Jenkinsのリポジトリブラウザについて

ikikkoです。

最近、メールやその他諸々の反応が遅れ遅れになってて申し訳なく思っている今日この頃です。そんな私ですが、私の事は嫌いでもBacklogのことは嫌いにならないでください (・∀・)

ということで、今日はJenkins Backlog Pluginの新機能「BacklogのGitリポジトリブラウザ連携機能」リリースのお知らせと、「リポジトリブラウザ」についての紹介をしたいと思います。

リポジトリブラウザはJenkinsの基本的な機能の一つでそんなに難しい機能でもないのですが、ちょっとぐぐっても出てこないし(敢えて説明するほどでもない?)意外と見落としがちな機能で、ここで改めて説明します。


概要

通常、ビルドの第一ステップとしてソースコードをチェックアウトする処理が入りますが、Jenkinsではチェックアウトしたコードを任意の外部ブラウザで表示できる「リポジトリブラウザ」機能が付いています。例えば、Githubで管理してるコードなら、Jenkinsでビルドした際のコードの変更点を、Githubのソースコードブラウザでダイレクトに表示できるということです。

ということで、GithubではなくBacklog(+Git)で管理している方のために、Backlog上のリポジトリブラウザで表示できる機能を追加してリリースしました。なお、Backlog+Subversionにも既に対応してますので、Subversion管理の方も同様に使用できます。

設定

以降、Backlogを例に説明しますが、設定方法はGithubなどでも同様です。なので、各自がお使いのものに読み替えてください。

まず、Jenkinsの各プロジェクトの設定で、「Backlog URL」にBacklogプロジェクトのURLを設定しておきます。リポジトリブラウザに限っていえば、「ユーザID/パスワード」は使用しません。ですが、その他のBacklog連携機能を使用する場合には必要なので、適宜入力しておいてください。
https://cacoo.com/diagrams/c8E1JSYoLB2iZtKU-3ECB6.png

で、ソースコード管理システムを入力する箇所に移ります。「Repositories」など必要な設定をした後、おもむろに「リポジトリ・ブラウザ」でBacklogと、合わせて「リポジトリ名」を設定します*1
https://cacoo.com/diagrams/c8E1JSYoLB2iZtKU-ED392.png

リポジトリブラウザでの表示

設定が終わったら、実際にリポジトリブラウザを見てみましょう。

画面遷移的には以下のような感じです。

  1. JenkinsのプロジェクトTOPページから、「変更」をクリック
  2. 変更一覧ページから、各コミットの「Backlog」をクリック(リポジトリブラウザに"Github"を選択していた場合は、ここのリンクが"Github"と表示されます)
  3. もしくは、変更詳細ページを表示した後、ファイルやdiffのリンクからBacklogのリポジトリブラウザに遷移

https://cacoo.com/diagrams/c8E1JSYoLB2iZtKU-7EB56.png

ちょっと画像が小さくて分かりづらいですかね。まあ、「JenkinsからBacklog(や指定したリポジトリブラウザ)上で、ソースコードの変更箇所を表示することが出来る」ということさえ知っておけば、あとは適当にリンククリックしていけば分かってくるかと思います。出来るということを知らないと、そもそも辿りつけないですからね。


以上。

何だかんだで、Jenkins Backlog Pluginも地道な機能拡張を重ねてVer 1.8までやってきました。以降のネタはあまりないのですが、もし何らかの要望がある方がいたら、コメントなり@ikikkoなりに連絡もらえると出来る範囲で対応したいと思いますので。

*1:SubversionではBacklogプロジェクトに1つのSubversionリポジトリという制限だったので、プロジェクトが分かると一意に指定できました。ただし、Gitでは1つのBacklogプロジェクトに複数のGitリポジトリを作成できるので、どのリポジトリを使うかを指定する必要があります。

レポートの書き方(Jenkins勉強会レポート編)

http://blog-imgs-19.fc2.com/a/p/g/apg/201204055.jpg

「明日からがんばろう」という発想からは・・・どんな芽も吹きはしない・・・・・・・・・・・!
そのことに20歳を超えてまだ・・・わからんのか・・・・!?
明日からがんばるんじゃない・・・・・・・・
今日・・・・・・今日「だけ」がんばるんだっ・・・・・・・・・・・・!
今日をがんばった者・・・・・・・・・・・
今日をがんばり始めた者にのみ・・・・・
明日が来るんだよ・・・・・・・・・・・!

Jenkinsユーザカンファレンスと直後の第1回福岡Jenkins勉強会も無事終わって、「明日からユーザカンファレンスのレポート書こう」と思ってたうちにお盆休みになってしまってガクゼンとしているikikkoです。こんにちは。

今必死に発表スライドと録画されたやつを聞きながらレポート書いているのですが、レポート書くときにどんな構成でどんなことに気を使って書いているかをちょっとだけ紹介したいと思います。あくまで僕はこんな感じでやってますというだけで、他の人がどうやってるかは知りませんし、これが一番ベストとかも思ってませんので。

ちなみに、今まで書いてきたレポートは、以下のところで掲載させてもらっています。基本は、後述する流れに沿うように書いているので、どなたかの参考になれば。


レポート作成の流れ

  1. レポート用のファイル用意したり、色々下準備(30分)
  2. 発表スライドや当日のUstを見ながら、発表の構成要素を洗い出す(1時間〜1時間半 × 発表数)
  3. 構成要素を元に、文章として清書する(1時間 × 発表数)
  4. 見直し(30分)

こんな感じなので、平日帰宅後だとまあ1週間、週末だと土日作業になってしまってます。もうちょい早く書けるようになりたい気も。

レポートの段落分け

  1. 発表者紹介(1文)
  2. 写真
  3. 発表内容(3~5文)
  4. 意見(2~3文)

文章数を↑に揃えようとして、重文複文が多くなって、1文が複雑になってしまいがちなのは、ちょっとあれです。通常は、1文1文の主語述語が分かりやすいよう単文の方がいいと思うし、他の場所でドキュメント書くときはそうするよう心がけています。

発表内容と意見

発表内容部分では、主観は入れずに事実のみを客観的に説明するようにしています。逆に、意見部分は、個人の意見をちゃんと盛り込むように。

発表内容のところは、どうしても過去形が多くなりがち(〜しました、〜でした)。文末が一緒だと(小学生の夏休みの日記みたいになって)文章が幼稚に見えるので、あの手この手でちょこちょこ変えてるけどちょっとツライ。

意見部分は、レポートで一番大事だと思ってる部分です。発表をなぞるだけのレポートならスライド見たり当日のtwitterとか見てればいいので、それ以上のものを提供できるようにというのは心がけています。もちろん、個人的/主観的な意見ですよというのが分かるように、↑で説明したように段落も分けてます。

あと、意見部分では自分の意見と共に、発表内容では触れなかったけど関連することも積極的に参考情報として入れるようにしています。勉強会参加した人が後からレポート読んだときにも参考になるようにという願いも込めて。

レポートの媒体

前まではWikiに書いていたけど、最近はSphinx。ちなみに、Jenkinsで生成したファイルをBacklogのファイル共有に転送する | Nulab Tech Blogをローカルマシン上で動かしています。

別件でHTML上のドキュメントを直接編集する機会もあったけど、デザインの方に気を取られて文章がなかなか書けない。その点ではWikiの方がまだマシなんだけど、保存のタイミングとかがちょっとあれな感じ。やっぱりSphinxのように、ローカルのテキストファイルで書いておいて適宜保存、きりのいいタイミングでcommit/pushして公開するってのがリズム的にもいい気がしてます。

文章の体裁

そこまで重要視してないけど、体裁的なところはこれぐらいは気をつけてます。

  • ですます調
  • 名称は氏で統一
  • リンクは最初だけ貼って、以降同じものが出てきたときは貼ってない

CentOS 4/5のvagrant用boxを作ってみたよ

某人が博多に移籍したのをきっかけに、僕も何とか博多に移籍できないかを四六時中考えてるikikkoです、こんばんは。博多限定のぶっとびカードないかなー。

http://tamavoi.up.seesaa.net/image/200808201751000.jpg

今日は、最近なんか使えないかなーと思って見てるVagrantで、CentOS 4/5系を使いたかったので、それの準備としてboxを作成してみました。なお、Vagrantの概要については、@ さんのブログとかでも見てください。


主に、後半のCentOS 4系のところが、目新しいところです。ただ、今更CentOS 4の情報が必要な人がどこまでいるかという話ですが。。。

なお、今回作った設定ファイルはGithubにpushしておきました。

環境構築

boxの作成には、VeeWeeというやつが必要みたいです。ちなみに、環境構築〜CentOS 5系の作成は Vagrant & VeeWee を再設定してCentOS 6.2のBoxを作成してみた - wadahiroの日記を参考にやれば、ほぼほぼ問題ないと思います。

CentOS 5.8

上記の参考リンク通りにやれば、特に問題無し。

CentOS 4.8

対応しなきゃいけない箇所は、主に2点です。

yumリポジトリの有効化

postinstall.sh 中でいくつかパッケージをインストールする箇所があるのですが、CentOS 4系は既にEOLなので、そのままではyum updateができません。なので、yumを実行する前に有効なリンク先に向けておくように、下記シェルスクリプトを追加しておきましょう(参考:yum updateできなくなった古いCentOSでyumコマンドを復活させる方法 - Dマイナー志向)。

#enable repos which is now EOL
cp /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo.orig
sed -i "s/^mirrorlist/#mirrorlist/g" /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
sed -i "s/^#baseurl/baseurl/g" /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
sed -i "s/mirror.centos.org\/centos\/\$releasever/vault.centos.org\/4.9/g" /etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
ストレージの設定変更

初期設定ではSATAに仮想ディスク(vdi)が割り当てられていますが、これだとOSのインストール時に失敗するので、IDEに割り当てる必要があるようです(参考:VirtualBoxでディスクエラーになる場合の対処法(SATA→IDE) - 走り続けたい社内SEブログ)。ただ、設定ファイルでIDE側に割り当てるやり方がわからなかったので、今回は作成中にいったん止めて、手動で設定変更した後に再度起動するというちょっとあれなやり方でやりました。

  1. "vagrant basebox build" で作成開始
  2. kickstart用の設定ファイル(ks.cfg)の待ち受け中に、VM終了
    • 待ち受け中
      • f:id:ikikko:20120701024828p:plain
    • ssh login待ちまでいったら駄目なので、再度やり直しましょう)
      • f:id:ikikko:20120701024843p:plain
  3. VMの設定>ストレージで、SATAからIDEのプライマリ・マスターに変更
    • 設定前
      • f:id:ikikko:20120701024602p:plain
    • 設定後
      • f:id:ikikko:20120701024627p:plain
  4. ks.cfgの中の"sda"となっている部分を"hda"に変更
  5. VM起動
  6. ブート時のコンソールで下記を入力(環境によっては、IPアドレスが変更されるかもしれない)
linux text ks=http://10.0.2.2:7122/ks.cfg


インフラ系の知識とか、VeeWeeで使われているRubyがよく分かっていないので、ちょい手間取りました。Chefもあるし、Rubyは覚えておいて損はないのかなー。