もしも、今○○○になったら…
ITアーキテクト Vol.5 (IDGムックシリーズ)の特集2「ITアーキテクトを育てる」から。
- 今、あなたはITアーキテクトになった。それで何がしたいのか?
この問いに答えられない場合、候補者はITアーキテクト育成対象者ではありません。
これはITアーキテクトに限定されずに何でもいいですよね。コンサルでもプロマネでも。
で、これ結構厳しいこと書いてますね。自分はITアーキテクト希望なので「今、ITアーキテクトになったら…」を考えてみましたが、恥ずかしながらぱっとは出てきませんでした。考え付いた順に、
- アーキテクチャの設計を担当したい
- そりゃアーキテクトは誰でもやりますね…
- 適切なアーキテクチャを設計することによって、クライアント・開発者双方に満足できるものを提供したい
- 一つ目よりかは具体性があるように聞こえるけど、何をやりたいかがまだ明確でない。
- 機能要件の定義といった、アプリケーション寄りの設計に携わりたい
- ITSSでのアプリケーションアーキテクチャに相当すること。だいぶ明確になってきた?
- 特定の業種のみを対象とするのではなく、様々な業種から本質的なことを掴み取ってアーキテクチャ設計に反映させたい
- 分かったような分からないような…
心に浮かんだことを書きなぐっただけなので、全然まとまってないし分かりにくいです。ちゃんと周りの人に端的に説明できるように整理しておく必要がありますね。
ITアーキテクトという響きに流されるだけにならないようにしっかり考えてきたつもりでしたが、いざこのように問いかけられると即答できないということはよろしくないですね。いつの間にか手段が目的化してたのかも…。
ちなみに、このアーキテクト本はJavaWorldやその他のプログラミング雑誌とは違って、テクニカルスキルやコミュニケーションスキル、ビジネススキルの解説が絶妙なバランスの上になっています。正直、業務に携わっていない身ではピンとこない箇所もありますが、いろいろ考えさせられる雑誌です。
最近雑誌の廃刊が続いているけど、定期購読もしていることだし、これには頑張って欲しいなぁ。
- 作者: ITアーキテクト編集部
- 出版社/メーカー: IDGジャパン
- 発売日: 2006/05/24
- メディア: 大型本
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