技術者の成長に役立つ会社を読んで
「お金」を求める自信も度胸もないからこそ、「制度」としての「福利厚生」を求めるのでしょうが、実力が足らないのを自覚しているのなら、「福利厚生」を享受するなんて余裕をかましている場合じゃないでしょう?
仙石浩明の日記: 技術者の成長に役立つ会社とは?(1)
グサッ!
つまり、上司は体面を保つ必要がありますから、部下に接するとき、部下の良いところを誉めるだけではなく、つい「粗探し」をして一言追加したくなるものだと思います。
(中略)
技術が (おそらく上司よりも) 優れている部下に対し、その得意な技術をもっと伸ばすことよりも、その部下がニガテとしていること、例えばコミュニケーション能力を「人並みに」身につけることを優先するよう要求してしまうわけです。
仙石浩明の日記: 技術者の成長に役立つ会社とは?(2)
あ〜、なるほど。もし、自分が上に立ったらやってしまいそうw
「技術そのもので評価」は、上の人が並のことじゃないと難しいなあ。非技術者にもわかりやすい「成果」だけでしか評価されないのが普通なのでは
はてなブックマーク - 仙石浩明CTO の日記: 技術者の成長に役立つ会社とは?(2)
ごもっとも。そして
- (技術が分からない)上司や人事部が査定を行う
- (どれだけ資格を取得したかなどの)目に見えやすいものでのみ判断する
- 技術者やる気なくなる
- 技術者流出する
- 会社全体の技術力落ちる
- 技術が分からない人の割合が増える
- 1に戻る
という負のスパイラルに…
もっと、いろいろ考えることはあるけど、とりあえずこんなもんで。この人のBlogはいろいろ共感できることがあって、読んでて面白いです。
話変わって。
(技術者サイドではなく)経営者サイドからこういう意見が出ていることは、すごいことかなと。この手の話って(例え正論であっても)技術者サイドの人がいくら声を大にして言っても、あまり響かないんですよね。
こんな考えを持つ経営者がいるところで働くと、いろいろと楽しんで仕事ができるのかな…とも思ったり。
あ、「実力が足らないのを自覚している」ので、空想話に思いふけるよりやるべきことはいっぱいありますね…