作業時間を計測しだしたよ

ちょっと前のエントリで、作業時間の見積もりを立てる必要があるなと書いた記憶がありますが、今日はそのお話。



PMなり何なり、プロジェクトのスケジュールをコントロールする際には、各作業時間の見積もりが必要不可欠です。が、その見積もりってどうやって精度を高めてるのかなと。


基本情報技術者試験を勉強したときにファンクション法やらを勉強した記憶はありますが、それが実際の現場で活用されているかは疑問。少なくとも、私は正直使えそうもありません。


じゃあ、もっと手軽にできる方法はないものかというときに参考になったのが、Joel on Software本。この中の第9章「やさしいソフトウェアスケジュール」の中で、エクセルを使った簡単な見積もり法について紹介されていました*1。簡単に言葉で説明すると、「当初見積時間」と「実際作業時間」を2~16時間ぐらいの間で1時間単位で立てましょうということ。


Joel on Software

Joel on Software


で。


紹介されていた通りエクセルを使ってもいいのですが、あまりMS Office系のインタフェースは好きではないので、何か代替品がないかなと調査。せっかくなので、Web上でできるものがいいなと思っていろいろ探してみました。


とりあえず、SlimTimer (オンライン仕事タイマー) : ワークスタイル・メモで紹介されていたやつを使っています。一言で言うと、オンラインストップウォッチ。レポート機能も充実していて、計測された作業時間を眺めるのも楽しいです。


現在は、仕事関係のタスクに「WORK」タグを、毎日の業界動向チェックなどの自己啓発系のタスクに「SELF」タグをつけて、後はおおまかに実装系タスクなら「IMPLEMENT」、設計系なら「DESIGN」といった風につけて計測しています。レポートで見る際には、例えば仕事以外のタスクにかかった時間を「SELF」タグで抽出して見るといった使い方をしています。


ちなみに、先週の自己啓発系の作業時間の総計は22時間。意外とやっている感じがしますが、日曜に7時間程度やっているだけなので、これを除いたら一日2時間程度。RSSやメールチェックなどの時間も含んでいることを考えると、もっとやれる気もしますね。日々の残業次第ですが…w



ただ、二点ほど残念なのは、

  • 見積を入力しておく機能がないこと
  • グラフで表示する機能がないこと


前者は、今後のサービス展開でも多分実装されない機能だろうし、運用で何とかカバーするしかないのでしょうが、いまいちいいやり方が思いつかず。やっぱり、他のWebサービスを個別に使用するしかないのかな…。


後者の問題は、最初CSVをダウンロードしてエクセルに貼り付けてグラフ表示するぐらいしかないかなと思っていました。けど、SlimTimerで提供されているAPIと他のグラフ描画系Webサービスと連携させることによって、擬似的なオンライングラフ表示機能ができそな気配。


ちょっと試してみましょうかね。6/10の試験が終わったら…

*1:英語のWebサイトは[http://www.joelonsoftware.com/articles/fog0000000245.html:title=こちら]。この中の中盤くらいにエクセルのサンプルスクリーンショットが載っています。