Trac導入したいな
最近の記事が【一言】だけになっていて、ちょっとブルーです。たまには、役に立つようなことも書かないと。
ということで、最近ちょっと調べていたTracについて。
社会人になって、はや一年半が過ぎました。だいぶ仕事にも慣れてきて、このままがむしゃらに進めるのもいいのですが、いい加減行き当たりばったりで作業時間の見積もりやらTODO管理をするのもやめにしないとなと思っていたころです。
で、Issue管理ありWikiありで面白そうなTrac。Subversion連携も魅力だけど、現状の仕事にはそのまま使えないかな*1。とりあえず、導入できそうかどうかちょっと自宅PCにインストールしてみることに。
作業時間把握
これに関して、大まかに二つに分類できます。
- 計測
- 分析
前者の方は、いかにストレスなく作業時間を計測できるかがポイント。計測ツールとしては、SlimTimer - Time Tracking without the Timesheetや作業時間計測ツールがあります。ただし、SlimTimerはオンライン上のサービスで(さらにはSSL通信もなさそう)なので、仕事で使うのはちょっと難ですが。
もしくは、ものすごく単純化して一日を8時間*2とみなし、作業にかかった時間を大雑把に見積もるってのもありますね。たしか、Joel on Softwareで紹介されていた手法でした。
ただ、いかに精度が高い時間の計測ができたとしても、それを分析して次につなげないことには意味がありません。計測ツールを使ってもCSV形式でレポートははけますが、グラフなどの可視化したほうが分かりやすいのは確か。
原始的にExcelに貼り付けるという手法もありですが、Issue管理システムのTracと連携させるとよりいいかなと。Issueが終わる(もしくは途中経過を記録する)たびに、グラフとして残作業が把握できるようにです。ヤドリギネット: trac + TracBurndownプラグインでスクラム開発のすすめかな。バーンダウンチャートというのは初めて聞いたけど、ここに説明が載っています。
知識整理・作業ログ
やりたいことは二つ。
- 学んだ知識を、形あるものとしてある程度整理した形で残しておきたい
- 日々の作業に関して、簡単にでもログを取っておきたい
前者はまさにWikiの領域かな。TracにはWikiが付属しているのでちょうどいいし。Wikiスタイルが、PukiWikiじゃなくてMoinMoinなのがちょっとアレだけど…。
後者は、Blogプラグインで代用できないかな。システム開発の備忘録 | TracのBlogをメインのブログにしようかととかを参考にして、試してみましょう。TracBlogPluginが一番よさそうだけど。
うん、いけそう。ただ、この手のシステムって一人でやるよりチーム間連携に使ったときの方が効力を発揮するんですよね。ま、ただやりましょうと口だけ言ってても始まらないので、下っ端でも何かを成し遂げる方法 - The Joel on Software Translation Projectのようにまずは自分から実践するようにしましょうかね。
*1:SAPのR/3は開発環境が丸ごと揃っていて、その中にSubversionだけ持ってくるってのはやりにくい
*2:実際は8時間で済むはずがないから、多分10時間とかなのでしょうが…