プログラミングが大好きじゃなくてもいいけど…
プログラミングを好きになり、なりたいと願ってプログラマになるなら、それは幸せなことでしょう。しかし誰もが望んでプログラマになるわけではありません。いえ、現実には自分が将来何をしたいか見つかっていない人が大勢いるのです。
(中略)
いろいろな人がいるからこそ、いろいろな発想が生まれてくるものだと思うのです。IT業界には、そんな懐の大きな業界になって欲しいですね。
プログラミングが大好きじゃなくても、いいんじゃない!? - yasuhoの隠れ家
ちょっち、反論の反論。心情的には分かるし、そうあって欲しいとは思うのですが。
多分問題なところは、
- プログラミングを好きじゃない人(≒できない人)のカバーに、好きな人(≒できる人)が忙殺される
- できる人とできない人の間に、評価上明確な区別がされていない
というところなんじゃないかと。
人によっては生産性が10〜100倍のオーダーで違うというのは周知の事実で、できる人はできない人の分まで尻拭いをしているというのが現状だと思います。しかし、それだけのアウトプットを出してはいても、その分適切な評価がされているかというとそうじゃなさそう、というのが問題なのだと思っています*1。
懐が大きい業界ではあって欲しいけど、今(のSIer業界)はできる人をはじめとして、みんなが疲弊しきっていてそこまで余裕がないのでは?
そうなってくると、できる人(≒プログラムが好きな人)同士で集まって物事を進めた方が手っ取り早いし、効率がいいっていうのも分からなくはないのですよね。
↑みたいなことを言っていますが、私自身はプログラミングが大好きだと胸を張って言えますよ。願わくば、少しでも多くの人とこの気持ちを共有できますよーに・・・
*1:いかにも横並びの日本的で、良し悪しはあるかとは思いますが。