SAPでRubyサポート?
この記事読んで反射的に。一瞬エイプリルフールかと思ってしまいましたw
Java VM、.NET Frameworkに続いて、エンタープライズアプリケーションで使われてるもう1つのメジャーなバーチャルマシン(VM)、「ABAP VM」上でもRuby言語がサポートされる可能性が出てきた。
独SAP、自社VMでRuby処理系のサポート追加へ − @IT
個人的には、胸がワクワクするような内容です。が、Rubyがサポートされたとして、実際に業務で使われるかどうかというのはまた別な話。というのは、Rubyの文化とSAPの文化にはかなり隔たりがあると実感しているからです。Rubyが使えるようになっても、多分誰も見向きもしない*1。下手すると、Rubyという言語があることすら知らないのではないでしょうか…?*2
SAP(の開発言語ABAP)は、言語仕様とか文化とかその他諸々を含めてCOBOLに類似しています。一応、後付オブジェクト指向っぽい構文も用意されていますが、肝心の開発者たちはまだ「オブジェクト指向?何それ?おいしいの??」という状況です。そんな中で「Rubyで開発したときのこのスピード感がたまらないよね♪」とか発言しても、単なる変人としか見なされませんw
悲しいかな、こういう現状ではRubyがサポートされたからと言って流行るとは思えないのですよね。。。
ま、もしこれが実現するのであれば、プライベートででも試してみる価値はありそうですよね。まずその前に、Ruby自体を覚えないといけないですが…orz