Shibuya.trac第4.5回勉強会に行ってきたよ

ちょっと遅くなりましたが、金曜日にmeeting/04.5 - Shibuya.trac Wiki - SourceForge.JP行ってきました。

今回は、懇親会の幹事やらさせてもらいました。勉強会参加人数が50人前後で懇親会が30強。多いなぁ。大学時代のサークルで、2泊3日のバス貸切50人合宿の幹事をやってた頃をちょっと思い出しました。


今回はtrac自体というより、trac(とかその他のツール)を以下にうまく活用するかに焦点を置かれた発表が多く感じました。自分もBacklogを使っている関係上trac自体はもう積極的に関わる機会はなさそうなこともあって、活用事例などの方が興味がありますし。

で、(trac/RedmineとBacklogの機能的な差分とかを差し引いても)、当たり前のことを当たり前にやれていないなというのが今の自分の現状。仕事で覚えることがいっぱいいっぱいとか言い訳探せば色々あるけど、そんなん言ってたらいつまで経っても何もできないですよね。

(仕事で身に着けるべきことは平行して勉強するとして)とりあえず、当たり前のことをきっちりやることから。

  1. チケット(課題)はやることが明確になるレベルまでブレイクダウンする
  2. ブレイクダウンできたら、その作業に対しての時間の見積・実測を計測する
    • SlimTimer - Time Tracking without the Timesheetを活用したい。3年ぐらい前に一時期使ってて結構便利だなとは思ってたけど、結局セキュリティの問題とかを考えて使わなくなったんですよね。他いいのがあるなら、それでもいいけど。
    • で、Excel使ってたこともあったけど、何かぱっとせず。


以下、会場でざっとメモった自分用メモ。

Trac + SVN + Hudson + TestLink の活用事例(id:かおるん)

プロジェクト情報
  • 人数:4人
  • 期間:半年
  • Trac:チケット数:701
  • Subversion:2000?
  • TestLink:???
    • テストの管理をTestLinkでやってくれるので、テスト自体に注力できる
    • レポート自体はそこまで活用できてない
やりたいこと
  • 自動テストの結果を、エビデンスとして残すことができる
  • UIテストまでできる(かもしれない)

Trac0.12の事と翻訳に関して、宣伝他(id:高山)

  • Trac赤本 第2版 絶賛発売中

RedmineTracの機能比較〜TiDDに必要な必須機能(id:あきぴー)

自己紹介
  • 業務系Webシステム開発部隊
  • プログラミングからプロジェクト管理まで 何でも
アジャイル開発の特徴
  • 超短期間の繰り返し型開発
    • リリース作業の練習が多くできる
  • 開発作業の自動化
  • メインラインモデルによる並行開発
    • trunk:機能追加
    • branch:障害修正
アジャイル開発の課題
  • 頻繁に変わるタスク管理
  • 継続的な修正による変更管理
  • 複数のコードラインを常時保守する並行開発
チケット駆動開発

マージ作業もチケットに

チケット
  • Redmine
    • 関連するチケット
      • 関連するチケットがまとまって表示される
  • Trac
    • チケットの相互リンク機能がない
    • 工数関連の項目がない
ワークフロー
  • Redmine
    • カスタマイズが柔軟
      • GUIでできる
      • チケットの種類でワークフローを入れ替えれる
  • Trac
    • カスタマイズしにくい
プロジェクト

コードラインの単位でも分ける
(モジュール単位とか顧客問い合わせの単位でも)

  • Redmine
    • プロジェクトのマルチ管理ができる
      • 親子関係も設定可能
  • Trac
    • マルチプロジェクトの管理ができない(プラグインで可能)
イテレーション

マイルストーンは進捗報告のタイミング
バージョンはリリースのタイミング

  • Redmine
    • ロードマップのみ
    • 二種類の進捗
      • 実際の進捗
      • 見掛け上の進捗(80%とか)
  • Trac
    • マイルストーンとバージョン
ソース管理と連携
  • Redmine
    • リモートSCMとの連携可能
    • ソースコード更新と同時に、進捗率も自動更新可能
  • Trac
    • リモートSCMとの連携不可能
レポート

顧客向けの進捗報告をDBから抽出はできる

  • Redmine
    • クエリ機能がない
    • 工数集計の機能が弱い
  • Trac
    • レポート出力機能が優秀

TiDDの先に〜RedmineTracの活用事例(id:はっさく)

  • クイズ
    • 最初はしっかり失敗しました
  • 事例は分かりやすい
  • 事例ばかりでもダメ
    • 事例は、そのままでは適用しにくい
    • 一度、抽象化する
    • 適用箇所を考える
  • Small Start & Quick Win

ウォーターフォールがこの先生きのこるには(id:machu)

パネルディスカッション:TiDDのふりかえり

  • TestLinkの使いどころ
  • チケットの粒度
  • プロジェクトのレポート・状況確認会との組み合わせ