Googleガジェットの開発環境(とCacoo on はてなダイアリー のデモも兼ねてるよ)
【追記】SEOを考えて、タイトルをちょっと修正してみました。
Greasemonkeyの開発環境 - @ikikko のはてなダイアリーに引き続き。次は、最近ちょこちょこ触っていたGoogleガジェットの開発環境を自分なりに考えてみました。
こういうの考えるの、結構好きなんですよね。ビルド周りだとかバージョン管理とか。多分、前職ではこの辺をいじる裁量がまったく与えられていなかったのもあって、その反動でしょうか。
環境構築だけでなく、その上にのるアプリを作る力を先につけろよという話もごもっともですが…><
環境構成
環境構成は大きく2つに分かれています。
- サーバ(SourceForge.JP)
- リポジトリ(Subversion)
- シェルサーバ
- ローカル
- 開発環境(Eclipse:RSE)
- RSEについては、今年も“かに座”リリース! Eclipse 3.4の新機能は? (2/4) - @IT 参照
- 同種のやり方としては、Emacsのange-ftp / TRAMPが挙げられます
- ブラウザ
- 開発環境(Eclipse:RSE)
開発手順
開発時の手順は、以下のように進めています。(画像下部ツールバーの一番左にある矢印2つで、画像を左右にスライドできます。試してみてください。)
- 【チェックアウト】シェルサーバ上で、リポジトリからガジェットソースコードをチェックアウト
- 【コーディング】EclipseのRSEによるリモートアクセスで、サーバ上のガジェットソースコードを修正
- 【動作確認】ブラウザから、ガジェットの動作確認
- 【コミット】(動作確認ができたら)シェルサーバ上でコミット*2
これで、上記の3つの要件を満たすことができます。
応用例
この構成、いくつか応用が効きそうです。例えば最近仕事で手がけている携帯アプリの開発ですが、これも似た感じ。
アプリの動作確認時には、一般的な携帯端末からアクセスできるように公開サーバ上に設置する必要があります。この携帯アプリも今回のガジェットソースコードと同じ扱いをすれば、上記のメリットを享受できるでしょう。
ちなみに。Internet側からアクセスできるサーバを手元に手軽に用意できる人は、こんな面倒なことをしなくても。手元マシンのWebサーバドキュメントルート以下に、Eclipseのプロジェクトを設置すればいいだけの話なんで。
自分がサーバとかインフラ周りに強くないんで、代替的に取った開発環境です。インフラ系とかも強くなると選択肢が広がるだろうから、強くなりたいなぁ。。。