エンジニアの未来サミットに参加してきました

少し寝坊した上に、会場で乗るエレベータ間違えて更に遅れました。階段で行こうとしたら、案の定会場のフロアに鍵がかかってましたし。ま、中に入ったら今からちょうど始まるぐらいでしたけど。

それにしても、会場受付で参加者シールをもらうときにちらっと参加者一覧名簿が見えたけど、確か5番目。もし申し込み順だとしたら、どんだけ早いんだって話w

席に座って壇上を見たら、著名な人がいっぱい!ミーハー気分でいっぱいでした。子供がプロ野球選手とかプロサッカー選手を見たときの気持ちってこんな感じかなとも思ったりww

全体的な感想としては、やっぱり行ってよかったということ。というより、行かずにUstとかだけだと会場の雰囲気が分からずに流れがgdgdとか悪い点ばかり目立ったのではと思います。流れ自体があまりまとまってなかったのは確かだけど、内容が内容なだけにバシッと結論が出るものでもないですしね。むしろ、貴重な休日を使ってまで会場に足を運んだりして真剣に考えている人がこんなにいるんだと肌で感じることができたことが、一番の収穫ですね♪

あー、あと結局懇親会ってあったのかな?何か参加者はみんな流れ解散みたいになったので一緒に流れにのったけど、もしあったのなら参加したかったかも。多分一人も知り合いがいないので、他のカンファレンスとかだと余計に参加しにくいのですよね。「要は勇気がないんでしょ?」と言われたら身もふたもないのですが・・・><

議事録っぽいものは他の方がさんざん書かれているので、ここでは要所要所の感想だけ。というか、議事録まで録ってたら考えて参加することができないと思ったので。記載している順番も時系列じゃなくて結構適当かもw


第一部:アルファギーク vs. 学生−エンジニア業界の過去・現在・未来,そして期待と現実

パネラーの方の一言感想

弾さん
良くも悪くもマッチョw
にぽたんさん
癒し系、残糞間w
なおやさん
誠実そう、ストイック
吉岡さん
大人、進行うまい
ひがさん
一番共感できる(同じSIerの立場だから?)

泥のように働くとは - はてなキーワードについては、弾さんの言う「泥」の定義が印象に残った。「ただ単に下積みとかだけではなくて、その間評価されることもなく働くこと」って感じ。後は「泥」+「35年定年説」の組み合わせについてのディスカッション。これに上流工程偏重云々が絡んでくるのかな〜とかも、ちらっと思った*1。最終的には、ひがさんの「泥の話ばかりしてても建設的な議論にならないので、やめましょう」で打ち切りw

はてなインターンに参加していた学生から「大学で情報工学を学んできたけど、なかなかインターンで生かせなかった」との発言で、なおやさんが、「インターンの力を生かせなかったのは、マネジメント力不足でありこっちの責任」と。結局、マネジメントと技術どっちも大事だよねという結論に。ここで思ったことは、「どっちも大事だけど(特に典型的なSIerは)マネジメント力に比重を置いていて技術力がお金の面からも評価されていないよね?」ということじゃないのかな?質問コーナーで聞けばよかった><

学生から「リクナビとかだけではどれも一緒に見える」という意見に対して、なおやさんから「ブラックでないいい会社も知っているが、学生に対するアプローチ方法が分からない。学生は企業側からどんな情報を出して欲しい?」と。誠実な人だなと好感度↑。そして、自分なら何を知りたいか…を考えたりしてました。

会場から「就職するまでにコードを書いたりした経験がない人たちはどうすればいい?」みたいな質問で、弾さん吉岡さんがこぞって「自己責任で」とマッチョな発言をw。ま、その人たち自身については自己責任論は基本同意*2だけど、問題はその人たちじゃなくて、その人と一緒に仕事をする人じゃないかな。

この業界は人によって生産性が10倍100倍違うのは周知の事実だと思うけど、悪い場合には「この人に任せて逆にぐちゃぐちゃになって結局手直しが必要になっちゃった」などというマイナスの生産性をたたき出す人もいるのでは。で、そんなマイナス生産の人たちのサポートでプラス生産の人たちが潰されてしまう((でもって、技術を重んじない会社ではそういったマイナス生産の概念があまり実感できないので、プラス生産の人たちが評価されないと…orz)。

これはどうすればいいのでしょうね?ちょこっと話にも出た、日本では例えマイナス生産の人でも簡単にクビを切れないという雇用形態にも関連するところがでてくるのかな…?


第二部:エンジニア,デザイナーたちの“30代”の生き方・考え方−〜あのころの理想と今を熱く語る

年代的にも近く実はこっちの方が楽しみだったのでした。

全体の流れ的には、ちょっと肩透かしを食らった感が。というのは、ホワイトボードを使った内輪ネタが多かったので。内輪ネタみたいなのは会場で見る分にはまだなんとなく雰囲気が伝わるからいいけど、Ustだけで見ている人にとってはカメラがころころ切り替わるのでちょっと見づらそうと思った。実際、そういう意見も出てるみたいだし。適度な内輪ネタは場を盛り上げるので全然OKだと思うけど、ちょっと多すぎたかな。

山田さんの「先に技術(手段)が好きになった」ってのは、超同意。私も、お客様のために!とか高尚な目的ではなくて、Hello, Worldが表示されるだけで楽しかったんですよ♪

会場(学生?)からの質問で「仕事とプライベートの切り分けは?」ってやつに対して、yoshioriさんの返答「家に帰ってからも自然に考える。夢デバッグも」。あるあるww残念ながらそのときは楽しくて仕方が無いというよりは、デスマ気味で夢の中ですら時間が惜しいときでしたが。

もう一つ会場からの質問で「経営者は技術者への評価をどう考えているか?」については、けんすうさんと米林さんが「短期的な売上も大事だけど、将来につながるものならばそれも評価したい」と。将来の評価か…最近プロジェクト内勉強会チックなことをやっている自分としては、確かにその辺も見て欲しいですね。

↑に関連して、給料は本人の能力だけではなくて、支払う会社の能力によっても異なるのでそれほど気にする必要はないとのこと。ま、だからこそ(同じくらいの能力と思ってる人が)自分より断然もらっているという事実を知ったときはモチベーションがダウンするのでしょうけどww


最後に、本編とかんけいないけど、生のござさんすごいイケメン!言ってることもやっぱカッコイイ!!一発でファンになりましたww

*1:この辺時間ができたらちゃんと考えてみたい

*2:基本というのは、ブラック会社とか外部環境によってどうしようもない場合もあると思うから