チケット管理システム大決戦第二弾に、チームBacklogとして参加してきました
Shibuya.trac第12回勉強会 〜チケット管理システム大決戦 第二弾〜に、半分中の人として参加してきました。当初はデブサミの続きでtrac/redmine/JIRAの三者間の戦いを想定されていたと思うのですが、企画段階のときに話を聞いて、Backlogも混ぜてもらいましたよっと。
資料とか感想は@ryuzeeさんのブログにまとまっているので、ここでは資料の作成中や当日ディスカッション中に個人的に心がけていたことを。
「大決戦」と銘打たれていたこともあってDisりあいを期待していた方も多かったかと思いますが、私自身はBacklogとその他がDisりあうところは正直ないだろうなと思ってるんですよね。なぜなら、ターゲット層やコンテキストが違うから。
Trac/Redmine/JIRAと異なっていると思っているのが、先にあげたツールが基本的にエンジニア層を主軸においたものに対して、Backlogは(デザイナーや一般事務の方など含めて)プロジェクトに関わる全ての人を真剣にターゲットに入れているという点だと思います。その根本的な違いが、絵文字やアイコン、Backlogスターをはじめとしたポップなデザインや機能に影響しているのかなと。
あとはASPサービスってことも*1。エンジニアの方ならサーバ構築して一から各BTSのパッケージを入れて・・・ってやるのにそこまで苦痛じゃない人も多いでしょうが、エンジニア層以外はそんなのやりたくないって人も多いんですよね。そういう人にとっては、Web上からクリック数回で登録できるASPサービスってのはやっぱり魅力的。
なので、自分の結論としては
- エンジニアだけでやるんであれば、Trac/Redmine/JIRAでがりがりやってカスタマイズとかチューニングとかすればいいし、お金もかからないし(JIRAは有償だけど)
- エンジニア層以外も巻き込むのであれば、Backlogを検討したらいいんじゃないか
というスタンスなんですよね。戦う土俵が違うので、そもそもDisりあいにならないかなーと。
というわけで、当日のスタンスは、
(お互いの長所を認めつつ)こういうコンテキストならBacklog以外がいいんじゃない、けれどこういうコンテキストならBacklogもいいよ
というのを心がけて発言しました。自分のつたない発言ですが、少しでも伝わっていればいいな。
ともあれ、運営のみなさん・パネリストのみなさん・会場提供のニフティ様・参加者のみなさん、非常にお疲れさまでした。今後ともBacklogをよろしくお願いします。