転職しました(11年ぶり2回目)
今日が最終出社日だったので、花束もらって昼からビール飲んでました。11年間、くそお世話になりました!ikikko先生の次回作をご期待ください!! pic.twitter.com/WMHrQlTGyR
— ikikko (@ikikko) 2021年4月12日
前職では
2021年4月まで、約10年以上もの間、ヌーラボにお世話になりました。
新卒で入ったSIerではSAPやってて、ヌーラボに入った当初はWeb業界のスキルなどがほぼほぼない状態でした。ほんとに「駄目だこいつ、早く何とかしないと…」レベルでしたが、受託開発やら自社サービスのBacklogの開発・運用をやっていく中で、エンジニアとして少しずつ成長していけました。
そんな中、幸運にも自分の興味志向と本業をうまくマッチさせることができました。当初から「一緒に働いているチームの役に立ちたい!」という思いのもと、Backlogをはじめとした開発をサポートするツール群に興味があったのですが、それの延長線上でJenkinsをはじめとしたCI/CD周り、さらにはツールだけにとどまらないチーム・プロセス周りの改善としてアジャイル・スクラムなどにのめり込んでいきました。プライベート活動でも動くことができましたし、その成果を社内にも還元できたかなと思います。
(もちろん、うまくできたなと思うこともあった反面、力及ばずだったこともいっぱいあったなという思い出です)
次の会社では
5月から、クリエーションラインで働きます。クリエーションラインでは、エンジニアの知識・スキルを基盤としながらも、スクラムマスター・アジャイルコーチとして、アジャイルのレフトウィング:協調でゴールに向かう「チーム環境」の整備に携わっていければと思っています。
Joyを突き詰める旅へ
- 作者:リチャード・シェリダン
- 発売日: 2017/01/20
- メディア: Kindle版
クリエーションラインを選んだ理由はいくつかありますが、理由の一つは企業理念にJoyが掲げられていること。以前の感想ブログの通り、Joy, Incがすごい好きなのですが、改めて見直してみて一番感銘を受けたところを抜粋。
メンローでの喜びの根幹にあるものは、僕たちが作ったソフトウェアを人が使ってくれ、うれしい体験だと感じてくれることだ。目標はいつも変わらない。マニュアルも講習会も使い方メモもいらない、使いやすいソフトウェアをデザインして作ることだ。まったく経験をしたことがないような難しい業務領域においても、僕たちはそれを成し遂げてきた。
人に奉仕しない会社は、この世に存在できない。会社とは、生み出すプロダクトやサービスを使ってくれる人たちの要求に応えるために存在するものだ。喜びについてこんなふうに考えれば、全員が価値ある目標に集中して取り組める。ソフトウェアを届けるのは、難しいことだ。コーディングは緻密な作業だし、正しいデザインに至るまでには忍耐と粘り強い努力が必要になる。それは本当に大変な作業で、いつもうまいこと完成できるとは限らない。僕たちもイライラするし、我慢強いわけでもないし、予想外の問題だって起こる。しかし、僕たちの喜びもまた、そうした大変な作業の成果として得られるものなんだ。だから、僕たちがデザインし作り上げるソフトウェアによって、人の生活に喜びを与えたい。
そうそう、そうなんだよねー。大変なことも多いけど、それがユーザーの生活をよくしたときに喜びを感じる。合わせて、自分たちだけ喜びに満ち溢れてるのではなく、使ってくれるユーザーとそのユーザーの生活に喜びを与えるのがいい。
前職とは違った形で、自分なりの、そして企業としてユーザーへのJoyを突き詰めていく旅に出ます。今後をご期待ください!