SNS2.0

何でも2.0をつければいいというものではないですが、オープンな方向に向かっていくというニュアンスをひっくるめてSNS2.0と呼ぶことにします。

SNS サービスこそ 2.0 化すべき - 観測所日誌にもあるように、mixiをはじめとしたSNSはまだ1.0の段階、つまり自サイトにユーザを囲い込むことに必死になっています。これは、今はいいのかもしれませんが、将来的に行き詰るのではという危機感があります。どこかの段階でSNS2.0に向かっていくべきだ、というか向かって欲しいと思ってます。

Web2.0の流れでは、自社のリソースをオープンにしてネット上の大多数の開発者にもて遊んでもらうことによって新しい価値を生み出す方向に向かっています。このことを念頭に置いたとき、現在のmixiは普通に使う分には全然問題ないし、むしろよくできてると思うけど、開発者という観点で見るとやっぱり物足りないんですよね。あまりいじり甲斐がなくて、わくわくさせられないというか何というか。WWW::Mixiがあることはあるけど、ちょっと変化球というかスマートな解決法ではないですし。こういう現状だと、やっぱり革新的なサービスは生まれてこないでしょう。というか、せめてRSSだけでも出力して欲しい…

こう言い出すのであれば、何かSNS2.0に向けたときのアイデアというかビジネスモデルは持っているのかというと、残念ながらよく分かりません。けど、mixiはあれだけユーザも抱えているし、そういったインフラを上手く使えば何か面白いものの一つや二つ出てくるのでは…というのは考えが甘いかな…?


そういや、↑の記事の中で触れているFOAFなどは、面白そうと思って一時期チェックしていました。mixiがこういう方面に手を出してくれると、何か面白いものが期待できるかも?