評価面談
はい、ジョジョな一週間が過ぎました。難易度高すぎてまだ全然クリアできてないけど、いつまでたってもきりがないのでこの辺でやめます*1。
少しまじめな話に戻して、職場での評価面談の話を*2。
「キャリアは多方向に広げられます。例えば、請負型の企業に勤める25歳の業務系アプリSEなら、少なくとも5つはあります。1は順当に進んでプロジェクトマネジャー、2は技術に特化したITアーキテクト、3はインターネット系企業で企画から担当するSE、4は業務寄りのITコンサルタント、5は事業会社などの社内SEです」
(中略)
ITアーキテクトなら言語や技術を幅広く習得するとともに、得意分野を極める。
(中略)
悩める20代ITエンジニアへ☆転機は自分で呼び込め|【Tech総研】
私は、2.のITアーキテクトを目指して日夜頑張っている(つもり)です。コンサルテーションよりはずっとものづくりに携わっていたいし、マネージャできるほど統率力もないし(泣)。
で、うちの会社では、最近人事考課にITSS(とETSS?)を取り入れています。ITSSにもITアーキテクトという職種が定義されているので、当然のように将来の目標に書いたら、
ちょっと、君がやっていることややろうとしていることとは違うんじゃないかな。
みたいなことを言われました。それでは、どういうのがITアーキテクトなんですか?って聞いてみたら、
会社が考えているITアーキテクトってのは、インフラ寄りを担当する人のことかな。君は今は業務アプリの開発に携わっているから、このまま進めば、ソフトウェアデベロップメント→アプリケーションエンジニアってなるんじゃない?
と。
これを聞いて、うーんと。アーキテクトって、別にインフラ関係だけの話じゃないですよね?ソフトウェアアーキテクトなどもちゃんと存在しますし。とか何とか頭の中で巡ったのですが、じゃあアプリ寄りのアーキテクトって何をする人?って聞かれたときにしどろもどろになるのが目に見えてたんで、肯定のあいづちを打ちましたが。
自分がなりたいキャリア像についてはっきり伝えることができないのが悔しくて、前に買ったITアーキテクトについて書かれた本を取り出してきました。明日の電車の中は、これを見てちゃんと次の面談のシミュレーションをする予定。
ま、実際のところ、ITSSは査定には(少なくとも課長クラスまでは)全然関係ないものらしいからいいんですけどね。細かい肩書きに捉われる間にも、もっとやるべきことはいっぱいあるわけですし。
これとは別に思ったんだけど、ERPの、しかも追加のアドオンプログラム開発ってあまりITアーキテクトの力を発揮する場面ってないのかな?
アーキテクトってシステムの枠組みを設計・構築する人と捉えていますが、例えば現行システムがSAPのR/3と決まっていたら、大本の枠組みはできあがっていますよね。そんな中じゃ、アーキテクトって他のシステム開発ほど重要ではないのかな?
と、日々携わっている業務の中から将来につながるものがないかなと考えるなかで、感じたことを取りとめもなく書いてみました。
【追記】思いつきで↑のように書いたけど、別にERPだから重要でないってことはないですね。何人かでシステム開発を進める場合、当該システムをうまくサブシステムに分解して各自に分担するという作業は当然発生するわけで。その辺のサブシステムへの切り出しなどには、ソフトウェアアーキテクチャ的な視点も持っておく必要があるのは言わずもがな。
ただ、それがITアーキテクトとして独立するほどの量・質の業務内容か、アプリケーションエンジニアが取りまとめることができる程度の大きさなのかというのは、また別問題ですが…。
ITアーキテクト x コンサルタント 未来を築くキャリアパスの歩き方
- 作者: 克元亮
- 出版社/メーカー: ソフトバンク クリエイティブ
- 発売日: 2006/08/30
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 44回
- この商品を含むブログ (40件) を見る