はや1ヶ月が過ぎました

8月になってもなかなか天気がすっきりしない今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

転職します! - @ikikko のはてなダイアリーからはや1ヶ月、長いような短いような1ヶ月でした。この1ヶ月間は研修期間が割り当てられていましたが、その集大成として本日研修成果発表を行いました。発表やレビューにお付き合いいただいた皆様、本当にありがとうございました!

ということで、1ヶ月を振り返ってみて身についたことや反省点などを書き連ねてみます。

技術的なこと

基礎から始めるWebアプリケーション開発 - @ikikko のはてなダイアリーのように、かなり初歩的な段階からのスタートでした。まぁ、発想を逆転させると、空っぽに近い状態から色々学ぶことができて飛躍的にレベルアップできたとも考えられます…よね…w

考え方・行動

やれている人にとってみれば常識的な事柄でしょうが、改めてその立場になってみると意外とやれていなかったことばかりなので。同じ間違いはしないように、心がけておきたいと思います。

概要からトップダウンに話す
前職ではいわゆる下流工程を中心に担当していたので、機能概要や画面設計などを一から手がけるという機会がほとんどありませんでした。で、研修の最初の方で何を作るかを話すときに、実装面の細かいことばかり話して聞いている人にパルプンテをかけてしまいました><
まずは、システム構成や画面イメージ・画面遷移などの概要的な部分から。
実装前の設計大事!
事前に設計できる部分を設計しないのは、単なる手抜きで後から自分に降りかかってきます。ってか、降りかかってきました。
ただ、ちょっと経験が少な過ぎて、どこまでが事前に設計できる(もしくは、設計しておかなければならない)部分かの判断ができていない場面も多々あったのですよね。まぁ、これは経験を積んでいけば分かってくるものなのかもしれませんが。
タスク登録は、みんなが分かるような内容で
弊社でのプロジェクトはBacklogにタスクを登録していく形で進みます。今回の研修でもその手順に沿って進めていたのですが、登録するタスクの内容を自分だけが分かるレベルでしか書いてなかったりしたこともありました。そんなタスクの登録の仕方をやっていると、周りの人は内容が分からないのでヘルプが出しづらいんですよね。
聞くべきところと自分で考えるべきところを明確に
↑で書いてあるように、今回基本的にやることなすことわからないことが多い状況でした。(ひじょーに優しい)周りの方々はいつでも聞いていいよとは言ってくれましたが*1、全部聞いてばかりだと自分の力にもならないと感じていたので、まずは分からないながらも自分でやってみることに。
自分の中である程度時間を区切って、その範囲でやれなかったら質問して、やれた場合にもそのやり方に不安に感じたときにはそのタイミングで通常ならばどうやるのかを聞くということを心がけました。
知らないことを調べる力が大事
今回の研修では、周りにその分野に詳しい方のサポートも得ることができました。しかし、実際の業務を進める上では、周りに詳しい人が誰一人いない状況も当然ありえます。大事なのは、何とか調査する力を身に着けることだとアドバイスをもらったし、そう実感しています。


あと今回の研修の中で、Mylyn/WikiText - Eclipsepediaについて色々試していました。WikiTextというのはMylynの中で使用されているJavaで書かれたWikiパーサなのですが、日本語のドキュメントやサンプルが皆無に等しかったのですよね。

時間を見つけて、今回手がけた範囲だけでも書き起こしたいと思います。WikiTextはMediaWikiTracなどいくつか標準で対応しているのですが、拡張実装することで対応するWikiを増やすこともできるし、うまく使えばアイデアが広がる可能性もあるので。

*1:今回精神的に一番辛かったのは、周りがみんな分かっている中で一人だけ分からないという状況でした。もちろん、どなたも質問したら丁寧に教えてくれるのですごくありがたく思いましたが、反面自分の出来なさが際立つんですよね…orz